■あらすじ
主人公は黒髪黒目ゆえ不吉なカラスみたいだと嫌われていた。
そんな彼女だが、幼い頃の事故の傷が原因で、人気者のルーファスと婚約していた。
ある日、何でもできる彼はまさに絵本から飛び出してきたような王子様。噂では彼は聖女が好きらしい。
実家の企みによる不本意な婚約であったため、主人公は良かれと思ってルーファスに婚約解消の提案をしてみたら、彼は予想以上に動揺し……
※ネームレス夢小説です。

■登場人物
*主人公/私(あなた)
18歳の伯爵令嬢。
公爵夫人主催のガーデンパーティーで怪我をした際、ルーファスが責任を取るはめになったと負い目を持っている。
見た目が黒髪黒目のため、周囲からは「カラスみたいだ」と不吉がられている。
聖女とルーファスの噂を知り、善意から婚約を解消しようとした。

*ルーファス
18歳。公爵家の長男。
金髪碧眼で、甘いマスクが特徴的な美青年。
何でもそつなくこなせるが、それゆえ厄介ごとを押し付けられたり、努力を蔑ろにされることが多々あった。
幼い頃、そんな自分を労わってくれた主人公に恋をする。
聖女は好きではない。